タラタラ。

お見合いを続けていると、

おーー!!この人めっちゃ素敵!!

という方にたまーーに巡り会える。

ほんと、稀に。

私はこれを個人的にハレー彗星と呼んでいる。(深い意味はない)

昨日はまさにハレー彗星の日だった。

 

私は変な人が好きだ。私もきっと変だからだ。

何かの話題について独自の持論を熱心に述べて、ハッと我に返ってちょっと気まずそうに、

すみません変な話しちゃって。

なんて言われた日にゃ、心鷲掴みだ。

はぁーっ!!全然!もっと話してください!!

プリーズテルミーユア萌え萌えストーリー!いえあ!!

 

と、個人的なツボをゴリ押しされるわけだが、こういう話っていうのは決まって色気がない。

ただ向こうにとって私は話しやすいだけの相手ということになる。

 

ハレー彗星ゲットしたいよぉ。どーすりゃゲットできるんだよぉ。

こんな魅力的な人、もう女共が群がって服を食い違ってるに違いない。私もその群がりに混ざっても女子としてのスペックが恐ろしく低い私にとって服どころかボタンもゲットする事はできないだろう。(何の戦い?)

 

無性に焦った結果、ワタシ変な人スキデス!!!と相手に宣言してしまった。

とんでもない重大なミスである。

 

相手は変な話をした自覚はあるが、

自身を変な人格と認識しているかどうかは別の話だ。

なのにいきなりこんな事を口走ってしまって、

相手にとって私は完全に変な人になってしまった。

ハレー彗星が宇宙の暗闇に消えていくのが見えた。

 

次のハレー彗星いつですかね?

お見合い。

結婚相談所に登録して早3ヶ月。

成果はまだない。

所謂交際期間中の方は数名いるが、

真剣交際に発展する見込みがない。

結婚相談所の男女比は6対4とか7対3。

女が圧倒的に多い。

女としてのスペックが恐ろしく低い自分にとってこの厳しい市場で勝機があるとすれば、

年齢差を利用するしかないのでは?と思った。(スペックを上げる努力せえよ)

私の交際中の方は皆一回り以上年上だ。

私もBBAだが、相手も相当気合の入ったJJIだ。加齢臭は自分のものと相手のものが入り混じってもはや化学反応を起こすレベルだ。 

JJIは落ち着く。一緒にいて苦ではない。

ただ男を感じない。興奮しない。

でもこのビジネスチャンス?を逃すと30代後半とかでこの年齢差を利用すると子供や今後の事をかんがえると少し厳しい気がする。

なら今のうちにさっさと決めてしまうべきか。。。

 

とか完全に婚カツ迷子に陥ってたら、

既婚者の先輩にあんたの性格的に好きじゃないと結婚とか無理やろ。大丈夫。あんたは結婚できるよ。前向きに動いててエライよ。今の人達とも関係を深めながらいろんな人と出会っていきなさい。

先輩が聖母マリアに見えた。

きっと聖母マリアにならないと結婚できないんだな。出家?しよかな。

女友達の紹介。

ありがたい事に、こんな私に男性を紹介してくれるという友人がいた。

友人いわく自分は人を見る目に長けているので、そういう相性など分かるというのだ。

実際に紹介した中で結婚した人も付き合ってる人もいる。

そんな成婚率高い結婚相談所ですよ的な前フリを聞き、単純な私は壮大な期待を寄せていた。

 

まさこが絶対好きなタイプだと思うから!

 

と、相手のラインを教えて頂き、

相手のスペックは年上で、私が好きそうなタイプという情報をもとに、

我々は連絡を取り始めた。

ラインのアイコンがアニメだったので、

恐らくアニメが好きな人かと思い、話をふるとゲームのキャラらしく、

壮大なゲームの話が始まった。

 

程なくして我々はご飯に行くことになった。

 

待ち合わせ場所で初対面を果たし、店に向かうとき、彼の歩調が恐ろしく早い。

そして会ってから全然目を合わしてくれない。あー。終わったな。露骨だなぁ。と思い店に到着。案内された席がカウンターだった。

彼はおもむろに椅子を私から引き離して着席した。悲しい気持ちになりながらも、話をしていると話題は仕事のことになった。

仕事何してるのか聞くと、あーそれ聞いちゃう?○○(大手)だよ。と。

仕事何してるのか聞いたのに会社名言ってくるって、何なんだろう。と疑問に思いながらも話の流れが恋バナに。

話をしているうちに彼はモテるらしい。言い寄ってくる女は多いがどれも自分のタイプではなく、門前払いをし、逆に自分が好きになった女には振り向いてもらえず、そのショックで体重が何キロ減ったという恋バナを長々と語ってくれた。要するに彼女がいたことがないらしい。

お酒が進むうちに地元の友達はみんな結婚して楽しそう、俺も大学いかずさっさと働いておけば良かった。というここは関西ど真ん中だというのにフリもオチもないしょーもない後悔話が始まった。

大学も名門に行っていたというので、大学ならではの楽しかった事などあったのでは?と質問すると、ずっと寮に篭ってゲームをしていたとの事。そらバーチャルで戦ってたら現実世界で素敵な出来事は起きませんよね。

バイトもせずに親の仕送りで過ごしていたらしい。なんとも贅沢な環境なのだが、一ミリも羨ましいと思わなかった。

 終始○○しとけば良かったと犬も食わない切ない中年の後悔話を深夜まで聞かされた。

失恋話も最初は向こうから告白してきたくせに急に連絡取れなくなったとか、端から見たらそれ完全に遊ばれてるやん的な話を延々としていた。

最初はわたしも猫を被ってうんうん聞いていたが、せっかちな私は途中で飽きてしまった。彼の話を聞いているフリをしながら、

この男性のどこを私が気に入ると思って友人は紹介してくれたのだろう。とそんな事をぼんやり考えていた。

私はこの男性とコミニュケーションを取る前に友人の誤解を解くほうが先決かもしれない。

 

 

 

アラサーの彼女を持つ若き男子へ。

この中で彼女がアラサーですよって方ー?

。。。はい、結構いらっしゃいますねぇ。

 

ではその中で僕は20代前半ですよって方?

。。。あぁ、いらっしゃいますねー。

 

今日はそんな皆様にアラサー彼女が彼氏を実家に誘う(両親に会わせる)という一大イベントの重要性と覚悟と下心についてご説明したいと思います。

 

えー、オバサンなんか重い。実家とか普通に行くっしょ。漫喫感覚でまったりするっしょ?

とか思ったお前ー‼

はい‼そこのっ‼お主‼

あっお主とか言っちゃった。

 

お前は高校生かっっ!何の覚悟もなく手ぶらで来てんじゃないよっ!!ってサンダルで来るなこのバカちんが!出直してこい!

 

っていうくらいやっぱ温度感が違う事があるようです。

彼女が一生懸命、俗に言う外堀を埋めようと

取り掛かったら

外堀が万里の長城くらいあったっていう

外堀あるあるです。

 

 

友人が3年付き合ってる年下彼氏を初めて実家によんだそうです。まぁ彼氏がパソコン得意なので、実家のパソコンを設定してくれとか理由をつけて。ついでに晩御飯食べて帰ってよー。的な。

自然。なんとも自然です。(そうか?) 

 

まぁその一大イベントを家族総出で迎え撃ったそうです。まさかの正月。友人以外の兄弟は既婚なため、

そりゃもう友人としては家族のシャビ並のアシストを期待してたわけで。負けられない試合がマジでそこにはある。という想いで家族全員同じ想いでその日を迎えました。

私もサポーターとして同じ気持ちでした。

 

試合当日。

そこにはボールすらなかった。 

全然家族全員、同じ想いじゃなかった。友人一人が日の丸背負ってその場に立ってた。

 

一家の司令塔、ひろし(父)は普通にパソコン設定してもらって普通にほくほく喜んで、普通にご飯食べてた。

。。。

ひろし!それパソコン業者やない!

娘の彼氏や!

(○タルの墓のテンションで)

 

 

それから四、五回彼氏が実家にくる機会を設けたそうですが、

まだ外堀に石ころが転がっている程度だそうです。

あーー、アラサーは婚活する前にブルドーザーの免許取らないといけませんね。(違う