タラタラ。
お見合いを続けていると、
おーー!!この人めっちゃ素敵!!
という方にたまーーに巡り会える。
ほんと、稀に。
私はこれを個人的にハレー彗星と呼んでいる。(深い意味はない)
昨日はまさにハレー彗星の日だった。
私は変な人が好きだ。私もきっと変だからだ。
何かの話題について独自の持論を熱心に述べて、ハッと我に返ってちょっと気まずそうに、
すみません変な話しちゃって。
なんて言われた日にゃ、心鷲掴みだ。
はぁーっ!!全然!もっと話してください!!
プリーズテルミーユア萌え萌えストーリー!いえあ!!
と、個人的なツボをゴリ押しされるわけだが、こういう話っていうのは決まって色気がない。
ただ向こうにとって私は話しやすいだけの相手ということになる。
ハレー彗星ゲットしたいよぉ。どーすりゃゲットできるんだよぉ。
こんな魅力的な人、もう女共が群がって服を食い違ってるに違いない。私もその群がりに混ざっても女子としてのスペックが恐ろしく低い私にとって服どころかボタンもゲットする事はできないだろう。(何の戦い?)
無性に焦った結果、ワタシ変な人スキデス!!!と相手に宣言してしまった。
とんでもない重大なミスである。
相手は変な話をした自覚はあるが、
自身を変な人格と認識しているかどうかは別の話だ。
なのにいきなりこんな事を口走ってしまって、
相手にとって私は完全に変な人になってしまった。
ハレー彗星が宇宙の暗闇に消えていくのが見えた。
次のハレー彗星いつですかね?